元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう氏（３０）が１０月３１日に東京・渋谷で男から体当たりされ、負傷した揚げ句、帽子と財布を盗まれたと訴えていた中、警察に正式に刑事告訴した。へずま氏の弁護人を務めるアトム市川船橋法律事務所代表の高橋裕樹弁護士が５日、自身の公式ユーチューブチャンネルで明かした。

へずま氏はハロウィンでにぎわう渋谷を歩いている様子をライブ配信中に「メントスコーラお願いします」と男に絡まれ、相手にしていなかったところ、体当たりされ、転倒。後頭部を打ち、打撲や頸椎捻挫などで全治２週間と診断され、さらにトレードマークになっているピカチュウの帽子と財布も盗まれていた。

へずま氏はすぐさま被害を訴えていたものの警察では被害届を提出できなかった中、「逮捕したいやつがおるんじゃ」と高橋氏に相談していた。

体当たりされた前後の様子はネット上で動画として、証拠として、残っている。体当たりした男は事前にＳＮＳで犯行予告しており、高橋氏は「へずまさんは今回は完全に被害者。窃盗とか暴行・傷害ではなく強盗致傷罪。無期懲役か６年から２０年の懲役でめっちゃ重い。仮に未成年だったとしても大人と同じ裁判を受けるかもしれない」と指摘した。

さらに犯行後、へずま氏の帽子を戦利品として、ＳＮＳで自慢している男もおり、高橋氏は「犯罪で盗った物を譲り受けているのか、一緒に盗ったということで強盗致傷罪の共犯者か。しっかりと処罰してもらいたい」と話し、先月２５日付で告訴状は受理された。